たかはた しのブログ

楽器、吹奏楽、マーチング、雑記

ディズニーガチ勢への道 〜ノートルダムの鐘〜

こんにちは。たかはたです。

今回からディズニー作品についての感想ブログ的なことをしてみようと思いました。

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動機の言語化が好きじゃない団長

というのも、以前にもチラッとお話しをしたかもしれませんが、僕はディズニー作品が好き、、、なんですがDオタ(Dオタというとディズニーそのものというよりディズニーリゾートについて詳しい人というイメージがあるけど)と名乗るには程遠く、1人のディズニー好きとしては「これはいかん」と思い、観たことのない作品を観ていこうと思いました。

 

 

そしてもう1つの理由。僕はね、「ディズニー大好き~❤️インスタ映え~~❤️❤️」みたいな女子がね、許せないんですよ(過激派)。

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キレ気味のクラピカさん

アトラクションとかグッズとかディズニーリゾートに関することは貪り尽くそうとするくせに作品についてはまるで無、みたいなのが本当にもう。

いや、裏を返せばディズニーの作品を知らなくても老若男女楽しめるっていう素晴らしいところなのかもしれません。いいですよそれでも全然。たまにディズニーに行って「楽しいね!」ってするならもう全然いいですよ。

ただね、そこそこのヘビーユーザーにもかかわらずパリピするためだけにディズニーに行って作品の価値について「知ろうともしない」ような人はね、お前何しにディズニー行ってんねんって感じなんですよ。いや僕がおかしいのかもしれないですよ。僕がおかしいならそれはそれでいい。ただ僕は許せん。だから、奴らと一線を画すために僕はディズニー作品を貪ろうと決めたんです。

 

まあというわけで少し前ではありますがディズニー作品の「ノートルダムの鐘」を観たのでその感想を記事にしていきたいと思います。

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ノートルダムの鐘

 

 

 

概要

ノートルダムの鐘」(原題 The Hunchback of Notre Dame)は1996年に公開されたディズニーの長編アニメーション映画です。

ノートルダムの鐘を観た後に知ったのですが、この作品の原作である小説「NOTRE-DAME DE PARIS」は、あの有名な作品「Les Misérables」の著者でもあるヴィクトル・ユーゴーによって書かれたものなんですね。(無知)

僕は吹奏楽をやっていてレミゼを演奏する機会があり、そのために映画(2012年のやつ)を観たことがあったのですが、ノートルダムの鐘を観ている最中確かに「なんかレミゼっぽい気がするな」とも思ってました。

ちなみに原題の「Hunchback」というのは日本語で「せむしの人」という意味です。せむしとは「背骨がかがまって弓なりに曲がる病気、背が後方に盛りあがっている状態」のことを言い、hunchbackを直訳してしまうと差別的な言葉を使うことになり放送コードにひっかかるので邦題は「ノートルダムの鐘」と変更されたそうです。

 

 

あらすじ

15世紀末のパリ。街の中心に存在するノートルダム大聖堂の鐘突き塔には、カジモドという名の鐘撞きが住んでいた。

幼き時に聖堂の聖職者フロローに引き取られた彼は、その醜い容貌から、この塔に閉じ込められ、外の世界と隔離されていた。

塔上から街を眺めて暮らす日々。いつも自由になることを夢見ていた。

今年も、年に一度の“らんちき祭り”の日がやってきた。
大いに盛り上がる人々の様子に堪えることができなくなったカジモドは塔を抜け出し、美しきジプシーの踊り子エスメラルダと出会い、彼女の優しさによって恋に落ちる。

引用:ストーリー Story|『ノートルダムの鐘』作品紹介|劇団四季

 

作品の感想

なんというか、「ディズニー感がない」というのが個人的な感想です。

ディズニー作品のテーマは愛とか夢とか幸せをテーマにしてるものが多いと思います。ノートルダムの鐘はディズニー作品であるがゆえにその辺のテーマも最終的には盛り込まれてはいますが、根幹を成している作品のコンセプトはそこにはないはずです。

カジモドの自由を奪っているという意味でフロローは悪役として描かれていますが、フロローは本来殺すはずだったカジモドを、自身が聖職者という身であるがゆえに、殺す気持ちを抑えて引き取ります。その後もカジモドの醜い容姿を理由に彼を外に出すことを許さず大聖堂の鐘撞きとして育てられました。カジモドの自由を奪っているという意味では彼は確かに悪かもしれませんが、自由にさせたとしてもカジモドは幸せでいられたでしょうか? カジモドはその醜い容姿によってきっとあらゆる人から迫害を受けたに違いありません。実際に大聖堂を抜け出してからのシーンではその描写がありますね。ゴーテルがラプンツェルを塔に閉じ込めていたのとは訳が違います。

勧善懲悪ではなく、それぞれがそれぞれの正義を持ち、でも最終的に自由は束縛に打ち勝つ必要があることをこの作品は言っているのだと僕は感じました。完璧な人間などいないのです。

 

 

 

曲の感想

神です。主な作曲担当はもちろんアラン・メンケン(神)。そして主な作詞を担当したのはミュージカル界の重鎮スティーブン・シュワルツ(神)。

音楽を嗜むものとして伝えたいことはたくさんありますが、こればかりは僕があれこれ言ったところでわかるわけもないので、是非みなさん聴いてくださいね。マジで。

 

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まとめ

ノートルダムの鐘は数あるディズニー作品の中でもそれほど認知されている作品ではないかもしれませんが、観る価値のある作品だと思います。

特に曲がすごく感動的というか、心動かされるものが多く、この曲の良さを知るためにも、ディズニーガチ勢を目指すみなさんをはじめ、多くの人にノートルダムの鐘を観てほしいです。